wowsblitz:Ruler Of The Waves 6 asia sever play off 2月28日

はじめに

Ruler Of The Wavesとはwowsbにおけるクラントナメのような大会である。今回で6回目?であり日本からはCDA、COSMOが出場した。この記事では2/26、27、28に行われたアジアサーバー大会について記述します。自分はwowsbでは集団戦やってないんで動画とwotでの知識から語ってます。間違ってたら訂正するんでコメントで教えてください。

出場チーム

CDA1,2,3

日本からCDA艦隊が合計3チーム出場。21人アクティブを用意できる活発さ。Shades of Goo優勝、ROTW5?優勝、四位。三連続優勝なるか。

CVTF_Familiy

TF21とTF69合同チーム。オージークランらしい。Shades of goo四位、ROTW5?三位。

DNLU

配信で言及なし

GHOST

中国系だったかな?クランロゴが最近規制くらった某アダルトサイト。

POOH

おそらくではあるが香港のクラン。

I_N_S

こっちも言及なし。

VANDE

インドネシアのクランらしい。

NAVY2

マレーシアクラン

VIEeagle,VIEfirst

ベトナムから。cda以外で唯一複数チーム出場。

COSMO

韓国クランらしい(公式配信より)、いや日本のクランだが。

VIET

ベトナムクラン。Shades of Goo準優勝。

VNT

多分ベトナム

VNSS

これも多分ベトナム

日本から4チーム、中華系2チーム、ベトナム5チーム、他は各国一つか配信で言及なし。ベトナムの多さはwotでもあったみたいなんでwgはベトナムに強いのか?CDAは合計3チームを出場させるなど層の厚さが窺える。

 大会ルール

予選、プレイオフの2ステージ制。予選出場が11チーム以上なら予選から8チームプレイオフに進出。シードの8チームと合わせて16チームのトーナメントが形成される。

艦制限

tier:6

cv:max0 bb:max3 ca/cl:max7 dd:max7 プレミアム艦:max2 艦の重複は不可

レイオフステージ

ダブルエリミネーション方式で争われ、各ラウンドで敗北したチームは敗者ブラケットへと移動する。準決勝まではBO3で争われ、決勝はBO5。試合時間は7分で制圧戦、震源。マップは各ラウンドで固定。試合開始45秒経過後は再試合の要請不可?

集団戦の基本知識

フォーカスの重要性

wowsbでは浮いている限り火力を全く変わらず吐けるので、敵の数を減らすのが重要である。そのためどれか一艦に火力を集中させ数的有利を作ることが大切である。その行為がいわゆるフォーカスとなる。基本的にフォーカス対象優先度はミリ残り>駆逐艦>甘い動きした艦となる。どの敵にフォーカスするかは各チームメンバーのコールが大切であり、連携の練度がもろに出る。

クロスファイアの有効性

敵が一方にしかいなければ防御体勢を保ったまま攻撃ができる。しかし敵が正面と側面にいるとどちらかには脇腹を見せることになり一気に耐久が難しくなる。故に一つの場所に固まるのではなく、ある程度展開することが求められる。さらにフォーカスも決めやすいためクロスファイアを積極的に組んでいきたい。

艦隊展開の有効性

前述のようにクロスファイアを取りやすく、また敵にクロスを取られないようにできる。一箇所でも穴が空いているとそこから一気に裏を取られるなんてことも。またあまりにも一箇所で固まってしまうと魚雷全弾被雷や回避行動が取りづらく不利になる。

最終日開始時の日本チームの状況

CDA1

Loser Bracket Round3 vs VANDE

CDA2

Winner Bracket Final  vs VIET 

CDA3

Loser Bracket Round 4 vs VIEe

COSMO

大会敗退

最終日日本チームの試合内容

Winner Bracket Final CDA2 vs VIET

第一試合 マップ:凍ったシェルター CDA2 0 vs 0 VIET

CDA2ピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント

dd:イカルス フーシュン T-61

VIETピック

bb:イズマイル バイエルン ブラックバイエルン

ca/cl:トレント ニュルンベルグ

dd:イカルス ガラント

試合展開

初動 両者中央によっていく様な構え。占領は安定せず

序盤戦 両者東西に分かれ魚雷と砲弾の応酬。お互い残りトレントにダメージが入る。外周をviet、内周をcdaが占領。

中盤戦 撃ち合いが続く。cdaは南から進出を開始。トレントがガラントをキルする。中周の占領に成功し敵を北西へ押し込みニュルンベルグをキル。数的優位を広げる。ヘルスでも優位に立っており、bバイエルンを撃沈し外周も占領。

終盤戦 ヘルス、隻数、ポイントも優勢の中ゆっくりと押していき残った敵をキル。敵艦全滅でcdaの勝利となった。

総論 南のスペースを見つけて敵のエリアを狭めていったのが良かったのかなと思う。撃ち合いで有利に立てていて安定した勝ち方だった。

第二試合 マップ:新たなる夜明け CDA2 1 vs 0 VIET

CDA2ピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント アドミラルマカロフ

dd:イカルス フーシュン

VIETピック

bb:イズマイル バイエルン ブラックバイエルン

ca/cl:トレント ペンサコーラ

dd:イカルス フーシュン

試合展開

初動 cdaは全体に散らばる形で艦隊を展開。一方のvietはABに展開する。結果ABをviet、Cをcdaがcap。

序盤戦。Cを取ったことにより側面を取ることに成功したcda。扶桑が削られるも側面とクロスを組みペンサコーラを撃沈。

中盤戦 Cの二隻を徐々にB方面へ展開。扶桑が沈むもクロスファイアでフーシュンを沈めに圧力をかける。イズマイルが沈むもイカルスを撃沈。Bを占拠し南北東で包囲を築くことに成功した。

終盤戦 人数有利、cap有利を取ったcdaは敵をA周辺に押し込むことに成功。三方向からのクロスファイアトレントを撃沈、ウォースパイトを失うものの残った敵を叩き終了間際にバイエルンbを撃沈。ポイント優勢で勝利した。

総論 側面を取り近い艦や削れてる艦からフォーカスして敵のエリアを狭めcdaが勝利した。capもしっかりと取り返せていたし、集団戦の基本が刺さった試合だと考える。これでcdaが決勝進出に王手をかけた。

第三試合 マップ:呪われた海 CDA2 2 vs 0 VIET

CDA2ピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント アドミラルマカロフ

dd:イカルス フーシュン

VIETピック

bb:イズマイル バイエルン ブラックバイエルン

ca/cl:トレント ペンサコーラ

dd:イカルス フーシュン

試合展開

初動 cdaはオーソドックスにAとCに分ける形。いっぽうのvietはCに駆逐を一隻残し残りをBに向けた。ACをcda、Bをvietがcapする。

序盤戦 vietは巡洋二隻を中央からA方面にAのcdaに対して側面をとる形で進出させる。一方のcdaは敵戦力がCに少ないことを察したかCの三隻を前に出していき唯一いた敵駆逐を追い込んでいく。

中盤戦 cdaの戦艦二隻が削られる。中央に進出していた敵巡洋のうち一隻が撤退。C方面への対応か。ここで敵巡洋一隻と駆逐一隻がAに進出。capを奪う。互いに駆逐が一隻ずつ沈む。Aに進出していたトレントをキル。しかし扶桑は沈みウォースパイトは南で孤立し1v3に。しかしこのウォースパイトが生き残りさらにバイエルンbを撃沈。ここがかなり大きかった。ウォースパイトはその後も試合終了間際まで生き残りうまい具合に側面から圧力をかけていた。Cを突破した巡洋と駆逐を南下させる。

終盤戦 全周包囲を完成させまたも敵をA付近に押し込んで運動エリアを制限。全方位から攻撃を加え敵を削り、Bを占領されるもヘルス優位は揺るがず順調に削っていき終了間際に一気に敵を沈めポイント優勢で勝利を収めた。

総論 西に残った艦が非常にうまく耐え東側が素早く敵戦力を把握し突破した上での勝利と考える。やはりエリア制限からの包囲殲滅という形での勝利。基本をミス少なくできた方が勝ちというのの好例か。cdaが三連勝でグランドファイナルへ進む。

Loser bracket Round5 CDA3 vs GHOST

敗者ブラケットなので初動と総論のみで許して。

第一試合 マップ:修道士のランタン CDA3 0 vs 0 GHOST

CDAピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント アドミラルマカロフ

dd:イカルス フーシュン 

GHOSTピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント ニュルンベルグ

dd:ガラント フーシュン

試合展開

初動 cdaはCに二隻他をAへ。ghostは三隻をB四隻をAへ。BCをそれぞれ占領、Aは膠着状態へ

総論 ダメージレースでは負けていたものの敵扶桑の甘い動きを見逃さず撃沈。お互いトレントを失うもガラントの隙を見逃さず撃沈。ポイント優勢でcdaが逆転勝利を収めた。敵の甘い動きを見逃さなかったこと。南の二隻が長時間耐久をした事が勝因であろう。

第二試合 マップ:ビッグレース CDA3 1 vs 0 GHOST

CDAピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント アドミラルマカロフ

dd:イカルス フーシュン

GHOSTピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント ニュルンベルグ

dd:イカルス ガラント

試合展開

初動 cdaはAに駆逐一隻向かわせ他はB方面へ、一方のghostはABにバランスよく配置し一隻をCに向かわせる

 

総論 初動の動きでcapは取れたもののAが厚い敵に対して戦艦が前線からやや遠かった事、トレントが動きにくくなった事で陣取りに負けたという印象。結局全capを取られ、駆逐に前線を作られ詰めづらい状況になりそのままの流れで負けたと思う。

第三試合 マップ:トライデント CDA3 1 vs 1 GHOST

CDAピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント アドミラルマカロフ

dd:イカルス フーシュン

GHOSTピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント ニュルンベルグ

dd:イカルス ガラント

試合展開

初動 cdaは三隻をA、四隻をC方面へ。ghostはABに合計六隻を配置しCは戦艦一隻で耐える形に。Bをghost、Cをcdaがcap。

 

総論 初動は悪くなかったものの敵魚雷が大きかったと感じる。ウォースパイトとマカロフが大ダメを食らってしまった。砲火力が足りなくなりA側から人数有利で攻められ各個撃破された形となった。CDA3は敗退。残るはCDA2のみとなった。

Grand Final CDA2 vs VIET

第一試合 マップ:海峡 CDA2 0 vs 0 VIET

CDAピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント

dd:イカルス フーシュン T-61

VIETピック

bb:扶桑 ウォースパイト ブラックバイエルン

ca/cl:トレント ペンサコーラ

dd:イカルス フーシュン

試合展開

初動 cdaはA側に三隻、Bに一隻、Cに三隻の配置。vietはAに三隻、Bに二隻、Cに二隻。cdaは北から流れてきた駆逐でB、普通にCをcap。

序盤戦 ペンサコーラにいいダメージ。撃ち合いでお互い戦艦にダメージがたまる。cdaはAを戦艦一隻で、vietはCを戦艦一隻で遅滞戦闘の形に。お互いの戦力がBに向かいB付近で戦闘が始まる。

中盤戦 B周辺にお互いの主力が集まり撃ち合いに。この時点でややcdaがヘルス有利。お互い徐々にヘルスが減っていく。駆逐同士の近接戦闘も発生。Bを占領されるもヘルスは有利を保つ。そんな中状況を動かしたのはcda。bバイエルンをキルし数的有利を作り出し、Bに圧力をかけAで遅滞していた戦艦にAをcapさせ側面へ移動させる。

終盤戦 敵をB周辺に押し込めることに成功したcda。撃ち合いでもヘルス有利を作れていたためヘルスが少ない敵から順調にキルしていき隻数で圧倒的優位に。結局試合はそのまま進みポイント優勢でcdaが初戦を取った。

総論 やはりエリアゲー。Cを早期に取り切れた事が大きいと思う。また撃ち合いで勝つ腕もヘルス管理も見事の一言。結局Aに残った戦艦も生き残り側面取ってクロスファイアファイア出来てるしね。

第二試合 マップ:トライデント CDA2 1  vs 0 VIET

CDAピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト

ca/cl:トレント アドミラルマカロフ

dd:イカルス フーシュン

VIETピック

bb:扶桑 ウォースパイト ブラックバイエルン

ca/cl:トレント ペンサコーラ

dd:イカルス フーシュン

試合展開

初動 cdaはAに三隻Cに四隻を、vietはAに二隻、BC方面に五隻を配置。お互いにcap取れず。

序盤戦 序盤にcdaが若干のヘルス有利を作る。A方面に向かっていた敵巡がBへ転針。Aが手薄になりAをcda、Cをvietがcap。cdaはBC前面とA方面でクロスファイアを作ることに成功する。ヘルスはcda有利。敵トレント残り5割。

中盤戦 cdaがBをcap。お互いのウォースパイトが残り5割になる。敵はマップ北東に押し込められる形。ヘルスもcdaが優位に立っている。お互いなかなかフォーカスが決まらず全員のヘルスが減っていく形に。

終盤戦 Cをcdaがcapしウォースパイトを撃沈。Cはすぐにvietが取りもどすもさらにbバイエルントレントを連続キル。ポイントもヘルスも隻数も圧倒的に優位になり、勝利を確実にする。最後はC付近の敵を囲んで叩くお手本の様な包囲殲滅。ペンサコーラは残ったもののポイント優勢でcdaが二連勝。

総論 何回も言うけどやっぱり自軍エリアを広げて側面取ったチームが勝つ。これをできているから強いのだ。

第三試合 マップ:新たなる夜明け CDA2 2 vs 0 VIET

CDAピック

bb:イズマイル 扶桑 ウォースパイト 

ca/cl:トレント アドミラルマカロフ

dd:イカルス フーシュン

VIETピック

bb:扶桑 ウォースパイト ブラックバイエルン

ca/cl:トレント ペンサコーラ

dd:イカルス フーシュン

試合展開

初動 cdaはAに二隻、Bに二隻、Cに三隻。vietはAに三隻Cに三隻。Bをcda、Cをvietがcap。

序盤戦 bバイエルンの砲撃によりマカロフが6割に。Aをcapされる。さらにウォースパイトも削られヘルス不利に。ここで南のトレントが側面に回りクロスファイアを取りに行きイカルスを4割、トレントを6割まで削る。さらに魚雷が扶桑に刺さり4割、砲撃で2割まで削る。

中盤戦 お互い削れているがややcda有利か、Bの二隻をAに向かわせイカルスを沈めAをcap。さらに扶桑を沈めヘルスも有利に。Bを奪われるもbバイエルンを沈め圧倒的有利に。

終盤戦 Bを取り返しあとは削れている艦から徐々にキルしていき、Cをcapして安全圏に。最後は敵を各個撃破していき敵艦全滅でcdaが勝利。無敗優勝を決めた。

総論 局所での数的優位をうまく作り出したのが勝因と考える。また決勝戦でcdaは一隻も沈んでいないのは特筆すべきだろう。弾受けやヘルス管理がしっかりできていることの証明である。またエリアを取って包囲殲滅という黄金パターンが存在することもわかる。

そのほかの試合

配信外の試合

Loser Bracket Round4

CDA1 vs GHOST

        1 vs 2

CDA3 vs VIE

        2 vs 1

大会結果

1位:CDA2

2位:VIET

3位:GHOST

4位:CDA3

5位:VIEe

6位:CDA1

7位:CVTF

8位:VANDE

9位:COSMO

10位:VIEf

11位:DNLU

12位:VNSS

13位:POOH

14位:NAVY2

15位:I_N_S

16位:VNT

CDA2が圧倒的な力を見せつけて大会通して無敗で優勝した。基本を完璧にできるチームは強い。

大会通しての感想

まずはCDA2優勝おめでとうございます。wowsbでの集団戦を見るのは初めてでしたがとても興奮しました。結局のところヘルス管理、フォーカス、クロスファイア、エリア確保、capの確保ができていたチームが強いと感じました。要するに基本ができていたチームが強かったです。もちろん個人スキルがある事が前提ですが。現在の環境は戦艦3はほぼほぼ固定で駆逐2巡洋1に後一隻どっちを足すかって感じでしょうか。6の環境艦はイズマイル、扶桑、ウォースパイト、トレントイカルス、フーシュンってとこですね。とにかく結構面白い大会だったので出てみたくなりました。そのためにもps上げることが自分の目標ですなー。とにかく、参加した方、運営された方お疲れ様でした。